マッサージやエステで使用される「アロマオイル」とは

マッサージやエステで使用される「アロマオイル」とは

マッサージやエステで使用される「アロマオイル」とは
普段マッサージ店やメンズエステで何気なく使われている「アロマオイル」ですが、どんなものから出来ているか知っていますか?
最近は家庭でも使用されるようになり、身近な存在になりました。
雑貨屋さんやディスカウントショップで売られているので、手軽に手に入ります。

アロマオイルはデュフューザーなどで香りを楽しんだり、マッサージオイルとして使用するものとして広まっていますが、原材料は何なのか気になりますよね。
今回アロマオイルは一体どんなものなのかについてまとめてみました。

アロマオイルとは



まずアロマオイルとは、植物などからとれる精油を希釈したものになります。
精油はエッセンシャルオイルとも呼ばれていて、花や茎・皮などからとれる液体で天然純度100%のもの。
この精油に人の手を加え、植物油などで薄く希釈したものが普段使われているアロマオイルとなります。
精油(エッセンシャルオイル)は、アロマオイルのベースになるものなので、アロマオイルとは全く用途が違います。

精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違い



普段マッサージで使われているアロマオイルは、キャリアオイルで精油を薄めたものです。
精油は純度100%と濃度が高く、人の肌に直接使用するのには刺激が強すぎます。
その為、精油のまた人体に使用することは禁忌とされています。
そしてキャリアオイルとは、ビタミンなどの栄養素を含んだ粘土の高い植物油で、直接肌につけても問題ありません。

アロマオイルの作り方



アロマオイルを作る際、肌の強さが人並みという人は2~3%、肌が弱い人は1%まで精油を薄めます。
マッサージで使用する場合はキャリアオイル、スプレー等で使いたい場合は水+アルコールで薄めます。
この他にはグリセリン、重曹など用途によって薄めるものを変えます。

精油の危険性



また上記で少しお話しましたが、精油は濃度が高く非常に刺激が強いです。
その為精油を直接肌に塗布してはいけません。
炎症やアレルギー反応、酷くなるとショック症状を起こす場合があります。
精油が皮膚についてしまった時も大量の水で流すことが原則です。

精油が体内に入るとどうなるのか



そして精油は内服や飲用するものでもありません。
精油には傾向毒素あり。種類によっては毒素が強い物もあります。
精油は肝臓に大きい負担をかけるので、薬剤性肝炎を引き起こします。
また皮膚についた精油を吸収し、内臓に負担をかける場合もあります。
その為精油の取り扱いにはしっかり気を付けてください。

アロマオイルの種類や効能



しかし精油は正しく使用すれば、健康や美容に良い効果をたくさんもたらしてくれます。
シーンによってアロマオイルの香りを使い分けると、より効果を発揮します。

・オレンジスィート
柑橘系の香りで、前向きにしてくれ、気持ちをリフレッシュしたい時にオススメ。
消化器系の不調を良くしてくれる効果が期待出来ます。

・レモン
集中力や記憶力を高めたい時にオススメ。
抗ウイルス作用があるので、風邪などの病気予防効果があります。

・ジンジャー
行動力を高めて、ポジティブにしてくれます。
身体を温める効果があり、食欲不振や消化不良など、消化器系の不調に働きかけます。

この他にもアロマオイルはたくさんの種類があり、どれも効能が違います。
使い方によっても発揮する効果が違うので、アロマオイルに興味のある方はぜひ調べてみて下さい。
またペットへのアロマオイルの使用は、刺激が強いのでディフューズする時も注意が必要です。

まとめ



アロマオイルが正しく使用すると心身共に良い効果をもたらしてくれますが、一歩間違えると人体に有害な物になってしまいます。
取扱い等注意して、正しい使用法でアロマライフを楽しんでみませんか?

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