体毛を毛抜きで処理をすることのリスク

体毛を毛抜きで処理をすることのリスク

体毛を毛抜きで処理をすることのリスク
近年女性に限らず男性も体毛の処理をする人が急増しましたね。
昔は「脱毛」といえば女性がするものというイメージでしたが、最近男性の美意識が向上し美容メンズエステサロンがたくさん増えました。

以前は女性専用の美容サロンのみだった大手企業もこぞって美容メンズエステサロンを展開しています。
またこうして増えた事により男性も通いやすくなり、今では街中でよく広告も見かけるようになりました。

正しい体毛の整え方



美容メンズエステが増えたとはいえ、まだ自分で手入れをしている人が多いでしょう。
自分で手入れをする方法として、カミソリや眉切りハサミを使っていると思いますが、カミソリを使うとどうしても肌が負けてしまい赤くなり、切れて血が出てくることもあります。
そんな時にやってしまいがちなのが、毛抜きでヒゲや眉毛を抜いてしまうこと。
毛抜きを使って抜くとカミソリのようにザラザラした手触りにならず、簡単綺麗に体毛を除去することが出来ます。
また抜く時の感覚が癖になってしまっている人も多いでしょう。
しかし実は毛抜きを使って体毛を除去することで、お肌や毛穴にカミソリ負けより大きなダメージを与えてしまいます。

埋没毛とは



まず毛抜きでヒゲや眉毛を除去していると、「埋没毛」になってしまうことがあります。
この埋没毛とは、その名の通り肌の中に体毛が埋まっている状態の事を指します。
体毛を抜くこということは、毛穴にとても負担をかけてしまいます。
特に髭は毛が太いので、力を入れないと抜けないこともあります。
力を入れて太い毛を強引に抜いた時に肌を傷つけてしまい、そのダメージを治す為に毛穴の上にかさぶたのような膜をはります。
この時の膜が毛穴を塞いでしまい、表面に出てこれずに成長してしまったものが埋没毛になってしまいます。
肌の表面から見ると黒いポツポツがあるように見えるのが埋没毛です。
これを無理矢理抜こうとするとまた同じように膜をはってしまい、埋没毛のループになってしまう場合があります。

色素沈着とは



そして埋没毛以外に、色素沈着や炎症の原因にもなります。
色素沈着は抜いた時に受けたダメージに反応し、防御するためにメラニン色素を発生させます。
一般的にはこのメラニン色素は一定の期間が経つと代謝されて体外へ排出されますが、頻繁に毛を抜くことによって大量のメラニン色素が発生してしまいます。
そうなると代謝で排出することが難しくなり、毛穴の黒ずみやシミになって肌に定着してしまいます。

毛を抜くと肌の炎症も引き起こす



また炎症は毛を抜いたことでダメージを受けた毛穴から雑菌が入ってしまうことが原因です。
軽い症状だと痛みや痒みはありませんが、ニキビの様に膿が溜まり肌荒れを引き起こしてしまいます。
そして重症化すると、発熱や痛みを伴うこともあります。
毛を抜いて除去するのは肌トラブルを引き起こしてしまうので、カミソリやハサミで整えるようにしましょう。

眉毛を抜き続けるとどうなるか



そしてヒゲや体毛だけでなく、眉毛を毛抜きで整えている方もたくさんいると思います。
これは男性に限らず女性もやっている人が多いでしょう。
眉毛を抜いて整えるのは、瞼が下垂してしまう原因に繋がります。
毛を抜くのは剃ったり切ったりして整えるより、長い期間毛が生えてこないのでついついやってしまいます。
しかし眉毛を抜くことは瞼が下垂してしまうだけではなく。眉毛自体が生えてこなくなることもあります。
その為、眉毛も絶対に抜いてはいけません。

まとめ



カミソリやハサミは手入れする頻度多くなるし、一度抜いてしまうとなかなかやめられなくなってしまいます。
暇があるなら毛を抜く…なんて癖がついている人もいるでしょう。
しかし毛抜きで体毛を処理するのは、こんなリスクがあります。
少し煩わしいかもしれませんが、カミソリやハサミを使って処理をする方が断然肌へのダメージが軽減出来る上に形も自由に変える事が出来ます。
また眉毛の形などを整えるなら、美容室で眉毛カットをしてもらうことがオススメです。
そしてヒゲや体毛をツルツルにしたいのならば、美容メンズエステで本格的に脱毛を受ける事をオススメします。

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