不況とメンズエステ~メンズエステについて考察してみた~
こんにちは。最近歯医者に通っている中の人です。
職場から近い長堀橋の歯科に行ってるんですが、歯科助手の女の人ってなんでこう美人が多いんでしょう?
なんて鼻の下伸ばしてたら、
なにやら親知らずが奥歯を圧迫しているようで、最悪手術が必要とか。イヤですねえ…
ともあれ今日も今日とてメンズエステのお話を。
◇癒しブームの背景には
メンズエステは癒しブームの産物であるというのが中の人の考えです。
癒しブームとは90年代後半から始まる、「癒し」を中心に据えたマーケティングのことです。
90年代、日本の自殺者は戦後最大といわれるまでに膨れ上がります。
バブル崩壊に伴う景気の悪化が主な要因と考えられ、経済的打撃の影響を受けやすい中高年を中心に、自殺者が急増したと言われています。
そうした時代の色を背景に、心的・肉体的疲労を緩和するための「癒し」を求める気風が強まったのが90年代中頃です。
旅行代理店は「癒し」をテーマにしたプランを組むようになり、すでに音楽不況の入り口立っていたレコード会社は「ヒーリング音楽」のCDを出したりしました。
(この辺りの資料が詳しいのでぜひ:https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshikikagaku/46/3/46_87/_pdf)
そんな時代に広まったのが、今のメンズエステの始祖と言われている中国式エステや韓国エステなど、アジア系のメンズエステです。
◇~2000年代までのアジア系エステ
「表向きはただのエステ、当然マッサージも行いますが……」
「マッサージ以外のサービスもありまして……」
といった暗黙の了解で性的なサービスも提供していたアジア系エステ。
アカスリや中国式マッサージなど多様な施術といわゆる「ヌキ」行為がウリでした。
当然風営法に基づく営業ではありませんから、違法店なのには違いありません。
しかし、すでに80年代から存在していた性感マッサージとはひと味違う、マッサージなど「癒し」に基づくサービスは90年代後半の日本において爆発的なブームとなりました。半ば黙認という形で。
しかし2002年の日韓ワールドカップによって日韓の関係が悪くなると、摘発されるお店が急激に増え始めます。
かくして第一次メンズエステブームは終わりをつげ、時代は混沌の2000年代を突き進みます。
◇日本人によるメンズエステ
癒しを求める時代が産み落とした寵児ともいえるアジア系エステ。
その影響を大きく受けて日本人メンズエステが芽吹き始めたのは2000年代中頃のことです。
違法店の摘発に反省して、「性的行為のないエステ」が以降増えていくこととなります。
その大きな特徴が以下。
・サービスを行うのは日本人
・違法な行為をお店側が禁止しているクリーンな雰囲気
・性的サービスに至らない
以降リーマンショックや東日本大震災など時代の荒波をくぐりぬけ、
メンズエステは10年代以降大きな支持を得るようになりますが、それについてはまたの機会にお話したいと思います。
おわり
大阪日本橋でメンズエステを探すあなたに。今夜はこのお店で決まり!